
大学入学共通テストや志望大学には文法問題が出題れないから勉強しなくてもいいですよね?
僕の志望校は読解と英作文とリスニングだけが出題されるのでそれだけを勉強しようと思っています。
この学習方法は間違ってないですよね?
こういった疑問にお答えします。
結論から言いますと
英文法の学習は重要です。
理由はある程度の文法を理解していないと英文は読めないからです。
もちろん、英作文やリスニングも上達しません。
ある程度の文法力というのは読解に必要なもの、英作文に必要なものを意味します。
これは難関大学、国公立医学部入試であっても変わりません。
従来のようにネクステのような問題集を使って1600問近くのマニアックな問題を含むものをゴリゴリ丸暗記するのはこれからの入試において無駄ではないですが、非効率と考えます。
最後まで読んでいただくと、これからの入試に対応するための英語学習の基本が理解できるはずです。
この3つの質問、即答できますか?
初めに3つ基本的なことを質問します。
考えてみてください。
- 主語になれる品詞は何ですか?
- 形容詞、副詞のはたらきは何ですか?
- thatの6つのはたらきは何ですか?
いかがでしょうか。
この3つの質問は文法問題でよくある時制や仮定法、関係詞といったものではなく、英文を読むうえで知っておくべきルールの初歩的な質問です。
受験生の場合、これらが即答できない人は危機感を持ってください。
では、1の解答です。
その前に、品詞とは何か分かりますか?
これも初歩的で非常に重要です。
英語では8つの品詞を確実に覚えて下さい。
名詞、代名詞、動詞、形容詞、副詞、前置詞、接続詞、感嘆【感動・間投】詞の8つが特に重要です。そのほかに冠詞、助動詞、疑問詞、関係詞もあります。
そして、主語になれるのは名詞、代名詞のみです。
2について、
形容詞のはたらきは2つあります。
①名詞を修飾
②補語(C)になる
副詞のはたらきは4つあります。
①動詞を修飾
②形容詞を修飾
③他の副詞を修飾
④文全体を修飾
3について、
thatは最も基本的な単語の一つで英文中にもよく登場します。
瞬時にどのような使われ方をしているのかを判断するためにもはたらきを知っておく必要があります。
thatは6つのはたらきがあります。
①指示代名詞:『あれ』と訳し、主語(S)、目的語(O)、補語(C)になります。
②指示形容詞:『あの』と訳し、名詞のみを修飾します。
③指示副詞:『あんなに』と訳し、動詞、形容詞、副詞を修飾します。
④従位接続詞:名詞節と副詞節があります。
⑤関係代名詞:主格、目的格、補語となります。
⑥関係副詞:when、where、whyの代用となります。
これらを瞬時に判断するためにも文法の学習は重要です。
英語の基本構造(ルール)を理解することは必須
英文を読むためには英語の基本構造(ルール)を身につけなければ読んだり、書いたり、聞いたり、話したりすることは絶対にできません。
この辺りが分かりやすく解説された参考書は『英文読解入門基本はここだ!―代々木ゼミ方式 改訂版』です。薄くて早く終わるのでおススメです。
繰り返しになりますが、英文法はある程度学ぶ必要があるのであって文法オタクになる必要はありません。
将来、英語を専門にしたいという人は別ですが・・・
では、時制、仮定法、比較・・といった文法学習はどのうように、どれくらいの期間で、どの程度やればいいのかについてお答えします。
特に受験生は英文法の全範囲の学習を1ヶ月で終わらせよう
文法の学習は英語学習において基本となります。
しかし、入試では読解・英作文・リスニングの問題がメインです。
そのため、文法学習は最小の時間で終わらせ、読解等の配点が高い学習に時間を割く必要があります。
おススメの英文法の学習方法を紹介します。
スマホ、タブレットでいつでもどこでも授業が受けられるスタディサプリの関正生先生の英文法の授業がおすすめです。
口コミの評判も良いです。
おすすめの主な理由は3つです。
- 授業が非常に分かりやすい。
- 1か月で全範囲を終わらせることが可能
- 費用が安い(14日間は無料で使える)
1.CMでも神授業でお馴染みですが、授業が非常に分かりやすいです。
大手予備校の英語講師より正直分かりやすいです。
そして無駄がありません。
関正生先生の特徴は英語のコア(核)となる部分を教えてくれるので理解を伴って記憶できます。そのため、応用が利きます。暗記の英文法学習とは全く異なります。
2.授業時間が約100時間なので1日3時間ほどの学習で全範囲を1ヶ月で学習できます。
高1、高2生はじっくり取り組んでもらって大丈夫です。
英文法の授業として受験に必要な内容を網羅しているので、あとはアウトプットとして問題演習を繰り返せば大丈夫です。
3.費用は1ヶ月1,980円(税抜)で爆安です。
1ヶ月で解約すれば1,980円(税抜)で済みます。
もちろん、関正生先生のその他の授業や他の教科の授業も見放題です。
14日間は無料で利用できるので無料期間だけでも是非試してみてください!

文法問題の演習はポラリスで
アウトプットは『関正生の英文法ポラリス』がおすすめです。
問題数は300~400程でコンパクトにまとまっています。
レベル別に3冊構成となり、『1 標準レベル』、『2 応用レベル』、『3 発展レベル』に分かれており、それぞれ問題の重複はありません。
おススメの使い方
偏差値55程度の人や苦手意識のある人は『1 標準レベル』から使いましょう。
偏差値60以上の人は『2 応用レベル』から使用してください。
難関大学志望の方は『3 発展レベル』まで使用することをおすすめします。
関先生の授業後にすぐアウトプットとして使用してください。
授業後の使用で記憶が定着します。
そして定期的に復習し、読解等の学習の合間に何週も繰り返してください。
文法問題は本当にこれ以上いりません。
配点の高い読解、英作文、リスニングの学習に時間を使いましょう。
以上が英語学習の最初の段階での効率的な学習法です。
是非、参考にしてください。
最後に、
コロナ感染症の拡大の中、自宅学習を余儀なくされていると思います。
しかし、受験生はみんな同じ条件です。
学校がないから、予備校がないから勉強できないと思っている人、
そのような意思の弱い人はここにはいないですよね?
今こそ、自分力を磨きましょう。
『いま頑張った人が入試に勝つ』
そして、『これからの長い人生に勝てる可能性が高くなる』ということを忘れないでください。